BAUMA CHINA 2012 REPORT <part-4>


三一重工股份有限公司(SANY HEAVY INDUSTRY) 上海工場見学

BAUMACHINA2012見学で3600tCCを展示していた会社。
そして中国国内で一番大きなクレーン製造メーカーである三一重工社の上海工場見学に伺った。
バスで2時間強。上海から140km離れた浙江省湖州市にあるクローラクレーンの新工場を見学した。
2012年10月に移転したばかりの新工場(長さ700m*幅100m?)は大変きれいでした。周りはまだ造成中の所もあり現在年産800台を3年後には1300台になるとのこと。
また部品調達も自社化を進め工場周辺に立地するとのことであった。それにしても単位が凄いなと思いました。
 
下段中央が筆者とSANY社の極東担当者

SANYのクレーンは、コスト回収を中国国内で3年、東南アジアであれば2年とみている。バブル期の日本より早いな。
 
GPSシステムを搭載しており、中国国内のどこにあるか見ることが出来る。最新の日本メーカーと同じシステムではありませんか!
 
アメリカや先進諸国向けを8シリーズと呼び1ライン、残りを発展国や自国向けにバカスカ作っている様子。右の手前の辺が8シリーズ機。

新工場の敷地は140万m2で、建設の投資は1,000億円、生産能力は1,500台/年。
従業員は1,600人 ( うち研究・開発 350人 )
 
当日は月末でライン作業はなく1日びったりと在庫管理等をするとのことで作業員の姿は少なかった。
世界に工場は4つあり、USA、ドイツが開発用、インド、ブラジルが生産用である。
 
まとめ:あなっどてはいけないどころかついていきたいとさえ思った。